業務フロー図の作成手順05~「始まり」と「終わり」を明記する

もう一つ、大事な図形があります!

さて、手順020304までで、”四角”と”ひし形”の2つの図形で3つのパターン(順次・分岐・繰り返し)
を表現できるようになりました。

しかし、”図形は3つ”のはず・・・

実はもう一つの図形は、「読み手の視点に立つ」
必要で、重要な図形であることが良くわかると思います。

フロー図の始まりと終わりはどこ?

業務フロー図を読む人は、まずどこを見るでしょうか?

当たり前ですが「業務の最初はどこだろう?」と「業務の始まり」を探します。

では、業務フロー図を「読み終わった」と判断するのはどんな時でしょうか?

これは「業務の終わり」です。
業務フロー図の”流れ”を指(視線)でたどり、
最後の処理までたどれた時に「終わった」と思うわけです。

しかし、”四角”や”ひし形”だけで構成されている業務フロー図は、「最初の処理」も他の処理と同じように”四角”で「処理名」が書かれているだけですし、「最後の処理」も他の処理と同じように”四角”で「処理名」が書かれているだけです。

例えば、このようなフロー図を描いたとします。

端子が不明記

これでは、読み手は、
「ここから始めていいのかな?」
「本当にこれで終わりなのかな?」と、
不安になります。

これまでの2つ図形だけで描いた場合、
”始め”、”終わり”は「書き手の頭の中だけ」にあるのです。

書き手がちゃんとした業務フロー図を描いたとしても、
「始め」「終わり」は「処理」とは別に明記する必要があるのです。

「始まり」と「終わり」を表わす図形:端子

よって、「業務フロー図の始まりと終わり(START,END)」を、
「通常の処理(四角)」とは別の図形で明記しましょう。

図形としては”端子”がよく使われます。

端子

例えば、先ほどの業務フロー図に端子を追加すると・・・

端子を明記

これで、読み手は
「どこから読み始めれば良いか」
「この業務は終了したか」
をすぐに見つけ、判断できますね。

結果、「この業務フロー図は理解できた」
「この業務の全体像がつかめた」と思うのです。